2011年12月7日水曜日

18歳の飲酒【ミュージアムコラム】

成人は20歳、飲酒、喫煙は20歳からという法律があるが、実際は大学1年生を新入生歓迎と称して酒を飲む、酒を飲ませるのは慣例化している。
犯罪であるならば、取り締まるべきだと思うが、実情は悪質でない限りは黙認していると思う。
どちらも20歳以下であるのに、高校3年生はだめで、大学1年生がいいというのはどうも納得いかない。

もっと、厳格に取り締まるか、実情に合わせて18歳から許可するか、わたしは後者だと思うのだがどうだろう。
元服と言った成人の儀式は15歳だった。
昔は15歳を超えてなお学校に行き続けることのできる人は稀だったから、15歳でほとんどの人が働いていた。
社会の出れば立派な「おとな」、酒を飲むのも、自由だったろう。
15歳といえば高校生で未成年、しかしながら、社会に出ていようがいまいが、体格は同じく「おとな」の状態なのだ。
「酒を飲むな」というほうが無理がある。
では、どうしたらいいのか?
あたらしい枠組みを考えることが必要だろう。

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