2011年11月30日水曜日

報道の自由

政治家の失言が、よくもまあ、飽きもせずに何度でもあるものだと、嘆かわしいを通り越して感心するくらいだ。
もとより、言葉を職業としている言葉のプロであるはずが、間違った言葉を使うのは何故なのだ、と言いたくなる。
その言葉を民衆に伝えるのは報道、マスコミなのだが、しかしながら、何でもかんでも伝えればいいってもんじゃないだろう。
今回の、品性下劣な比喩を、多分会話の中の一部を切り取って大きく取り上げる意味はあるのだろうか、とも思う。
言葉のプロであるならば、もっと素晴らしい比喩を使うべきだが、人品の疑われるその言葉を聞いた報道のプロは、それを事細かに民衆に伝えるべきなのだろうか?

日本って国は残念な国になってしまったなあ、近年の心が寂しくなる報道を聞くたびにそう思う。

故立川談志さんが昔、沖縄で失言して辞任したのは、落語家を政治家にした国民の責任かな。
落語家と政治家では扱う言葉が違う気がする。
酒と仕事とどっちが大事か?「酒だよ!」~おちがついてる。
洒落は効いてるが、政治家は言っちゃいけない言葉だ。

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