2011年11月9日水曜日

自転車は車両(ミュージアムコラム)

小さな信号交差点で左折しようとしたら、後ろから来た自転車がわたしの自動車の左横をすり抜けるように追い抜いて行った。
一旦停止した後、走り出そうとした直後だった。
後ろからスピードを上げて走って来る自転車に気付かず、急ブレーキを踏んだ。
あやうく、接触するところだった。
しかし、これはルール違反ではあるまいか。
この場合、自転車はわたしの自動車を抜いていいものなのか?
車両が前方車両を追い越すなら右側を通らなければいけないはずだ。
しかし、自転車は、それを許されていないはずだ。
正しい振る舞いとしては、自転車を降りて歩道を押して渡る、だと思う。
あくまでも、車両としての立場を守るならば、わたしの自動車が通り過ぎるのを待たねばならない。

自転車のおじさんは信号までは車両として自動車道を走り、信号交差点に入ると歩行者のふりをして優先者としてふるまっているように思う。
しかし、彼は自転車を降りていない、どころか、スピードを上げて走り去ったのだ。

もし、事故になったら、わたしは後方不注意なのだろうか?
納得いかない。


公道において自転車の扱いは近頃問題になっている。
歩道を走れば、歩行者にぶつかる。
車道を走れば、自動車の邪魔になる。
一部に自転車専用道路も作られているが、全体を統括するまでは至っていない。

自転車乗り手のマナー向上を期待するが、しっかりと、自転車にも免許を出した方がいいかもしれない。

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